こんな話あんな話

「音」問題はあいさつで変わる?

ひとつの建物のなかに壁や床で区切って暮らすマンションでは、音に対する配慮が不可欠である。 各機関が行なっている居住者アンケートでも、常に「不満」項目の上位を占めているのが騒音問題である。 
ただ、騒音に対する感覚は、神経質な人、そうでない人というように個人差があり、一概に論じられない面がある。 それは人付合いの度合いによっても違ってくる。 上階の住人が顔見知りで親しく付合っていると、多少ドタバタされても大目にみようという気分になるが、見知らぬ人が出す音はうるさく感じてしまうものだ。
ある調査によると、隣り近所でもまったく知らない人が出す音に対しては、約65%の人が「うるさい」と感じるという。 ところが、あいさつを交わし合う関係になると、35%ほどに減り、立ち話をする間柄になると20%程度になったというのだ。

『マンションは大丈夫か ‐住居として資産として‐』

  小菊 豊久 著より

あんな人こんな人


戻る