こんな話あんな話

私は、今後5年ほど地価の値下がりは続くと思っている。
そして値下がりのペースが現状のままなら、五年後、地価は平成十六年の価格の五割になってもおかしくないと思う。
もちろん、人為的にインフレ策がとられるなら話は別だ。
インフレ時には、現在利用する予定がなくても、毎年の固定資産税や管理費、修繕費ぐらいを余分に支払う覚悟があれば、とりあえず不動産を買っておき、将来の値上がりを期待するという投資方法が有効になってくる。
(中略)

私は、近い将来、日本の不動産に投資しながら思うように収益を上げられず、かといって売却すれば元本割れを起こしてしまう物件を抱えている外資系企業が、日本政府にインフレ策を促す圧力をかけてくる可能性は高いとにらんでいる。
日本政府も国債残高を考えれば、満更でもないだろう。

『土地の値段はこう決まる』井上明義 著より


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