こんな話あんな話

いま、アメリカの小中高約二万校で、株式投資を教えているそうです。
株式投資と言っても、本当に株を買うわけではありません。
例えば今日、ソニーの株を三千株買うと仮定する。
何度か売り買いをして、三ヶ月後なら三ヶ月後と決めて、その間のパフォーマンスを競うわけです。
そういうことを小学生、中学生がやっている。(中略)

小学生が新聞の経済欄なんかに目を通す必要はありません。
ましてや株式欄に目を通す必要などまったくない。
もっとはっきり言うと、社会に目を開く必要すらない。そんな暇があったら漢字を、国語をきちんと学び、足し算、引き算、掛け算、割り算、分数、小数をきちんと学ぶことです。
この方が圧倒的に重要であって、経済や社会のことを考える必要などありません。



『国家の品格』 
藤原 正彦 著より

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