こんな話あんな話


「気にすんな」そして、こう続けた。

「瀬川ちゃんが思っているほど、人は瀬川ちゃんのことなんか気にしちゃいないよ。だから、重く考えないほうがいい」これがプロなのだと思った。

会ったこともない人たちの前に自分の姿をさらし、熱烈な期待も、無責任な批判もすべて受け入れる。それがアマチュアとは違うプロの義務なのだ。しかし、それらを全部まともに気にしていては精神がおかしくなり、結果的にプロとしての務めを果たせなくなる。だから、うまく折り合いをつけていかなくてはいけない。

瀬川 昌司 著
『泣き虫しょったんの奇跡』

−サラリーマンから将棋のプロへー
より

あんな人こんな人


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