こんな話あんな話


「コインを二度投げて、一度でも表が出る確率は何%か?」

この解答は一見簡単そうで、意外と簡単ではない。一回投げて表が出る確率は50%、だから二度投げると100%ではないのかと多くの人は答えてします。
しかし、もちろんそうはならない。では、いったい何%なのか。
確率論では、まず起こらない確率から計算することになっている。つまり、二回とも表が出ない確率は1/2×1/2=1/4となる。そうなると、二回投げて一回でも表が出る確率は、1−1/4=3/4となる。
つまり、解答は75%なのである。まさかという数字ではないだろうか。論理的にはやや矛盾しているように見えても、実際にこうした例はわれわれの周囲にいくらでもころがっている。

「偶然のチカラ」植嶋啓司著より

あんな人こんな人


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