こんな話あんな話

輸出企業は、輸出販売をすると(消費税の)還付金が戻ってくる仕組みになっている。2012年、輸出還付金は25千億円、その内その約半分にあたる12千億円ほどが、日本の輸出企業の上位20社(殆んど経団連加盟の大企業)に還付されているという。
現在の消費税による国の収入は約10兆円。本来ならその10兆円+2.5兆円=12.5兆円が全消費税の歳入ということである。(中略)
もし2015年に、予定どおり消費税率が現在の2倍の10%に引き上げられたらどうなるか。
単純に考えて、この輸出還付金の額はおそらく2倍近くになるだろう。
これは輸出額に大きな変化がないなど、簡略化した計算ではあるとしても、輸出企業に国から還付される金額が、5兆円という巨額に膨れ上がることが予想される。

『バブルの死角 日本人が損するカラクリ』 岩本 沙弓 著

あんな人こんな人


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