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トヨタが5年間税金を払っていなかった謎

トヨタ自動車は、20153月期の連結決算で、グループの最終利益が2兆円を超えた。
利益が2兆円を超えたのは、日本の企業としては初めてのことである。
このトヨタ、2009年から2013年までの5年間、じつは国内で法人税等を払っていなかった。
20143月期の決算発表の際に、豊田章男社長が衝撃的な発言をしたのである。

「いちばんうれしいのは納税できること。社長になってから国内では税金を払っていなかった。企業は税金を払って社会貢献するのが存続のいちばんの使命。納税できる会社として、スタートラインに立てたことが素直にうれしい」この言葉に、度を失った人は多いのではないだろうか?
日本最大の企業が、日本で税金を払っていなかったというのである。(中略)

最大の理由は、「外国子会社からの受取配当の益金不参入」という制度である。
これは、どういうことなのか。
外国の子会社から配当を受け取った場合、その95%は課税対象からはずされる、ということなのである。(中略)これは現地国と日本で二重に課税することを防ぐ仕組みなのである。外国子会社からの配当は、現地で税金が源泉徴収されているケースが多い。

もともと現地で税金を払っている収入なので、日本では税金を払わなくていいという理屈である。
現地国で払う税金と日本で払う税金が同じならば、その理屈も納得できる。
が、配当金の税金は世界的に見て、法人税よりも安い。

政治家は税金を払わない/宗教法人の税金の闇/税金のブラックボックス「公益法人」/富裕層の税金の抜け穴/開業医の超優遇税制/投資家の税金は先進国でいちばん安い/海外に逃げる税金/大地主の税金は6分の1/教育現場は税金の怪物/大企業の実質税負担は驚くほど安い

『税金を払わない奴ら』 大村 大次郎著

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