こんな話あんな話


菅義偉前首相の弔辞

国論を二分した「安倍元首相」の国葬が927日に営まれました。
友人代表として追悼の辞を述べられた菅義偉前首相の弔辞が素晴らしかったとネット上でも話題になっていますね。
先ほど内容を動画で拝見しました。

運命の日から80日が経ち、季節の変わりを詩的に語り、身近な人を失った心を伊藤博文に先立たれた山縣有朋の歌を詠み、切々と朴訥に語りかけるすばらしい弔辞です。
万人の涙腺を緩くさせる弔辞だったと思いました。
流石、日本の総理大臣を務めた人は違うよなって!

でも、思ったのですが、菅前首相が現職の時にインタビューや政府の意思を示す場面では、何故こんなに心を打つ言葉を封印していたのか…『天はなぜ、よりにもよって、このような悲劇を現実にし、いのちを失ってはならない人から、生命を、召し上げてしまったのか。口惜しくてなりません。哀しみと、怒りを、交互に感じながら、今日の、この日を、迎えました。』

森友学園の公文書改ざんの時に、赤木俊夫が自殺して大騒ぎになった時には、ここまでの心のこもった発言はなかったと思います、
自分の友人だと感情移入のレベルはMAXでしょうか?

赤木雅子さんは今でも降りかかった悲劇に対して国を相手にひとりで戦っておられますよ。

素晴らしい弔辞も、そう思うと空虚な気持ちが…

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