|
『映画が完成したとき、この映画そのものが浪曲で語られる人情映画の一席のようだと気づいた。
昭和初期の最盛期に比べれば、いま浪曲は下火だというけれど、寄席の中ばかりでなく、街や生活に浪曲はあって、人知れず絶唱し、赤々と燃えている。容赦なく流れていく時間の中で、いつ途切れるともわからないその声に耳を傾けたら、愛の投げ合いの物語が聞こえた。人間を少し好きになれた。』 川上アチカ
（公式ホームページの監督メッセージ）
浪曲好きの私です。テレビでもあまり見ることの出来ない話芸ですが、かつては一世を風靡したということは知っています。YouTubeやビデオ、ＣＤではなくて映画でこの題材を取り上げた製作者の気持ちがとってもイイですね！
いい映画でしたよ。
（十三の第七藝術劇場より）
|
