こんな話あんな話


不思議な本でしたね。

童話のような物語でもあり、人間関係について考えさせる本でもあり、日記の書き方の啓発書かも知れないと思いつつ凄く楽しく読みました。

うみのなか中学校のタコジローは、タコの自分が嫌いだし、学校でもうまくいかない。
ある日、学校をさぼってヤドカリ維持さんと会い、日記を書くこと、自分と向き合うこと、ひとりで考えることを知ることになるってお話。

そしていつの日か、自分で考え、自分が好きになっていく。

メールやLINEで文字を打つことに馴れているのに、自分の意見を上手く伝えることが出来ない自分がいます。

自分のために文を書く、おもしろい。

スマホで誰とでもつながれる今だから、ひとりで考える時間が必要だってことですよね、きっと。

『さみしい夜にはペンを持て』 古賀 史健 著/ ならの 絵

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