こんな話あんな話


バブル崩壊で不良債権となった多くの土地の開発も一巡し、大規模な跡地やマンション用地になるような敷地規模の空き地等は開発しつくされ、現在の都市部はいわば都市化しきった状況となっているわけです。

特に、インバウンドや円安を背景に、ホテル用地などの需要が増えたことで、住宅以外の用途のための土地取得と競合し、それによりさらに地価が高騰し、マンション用地の確保が難しくなっていることもあります。

『2030-2040年  日本の土地と住宅』

野澤 千絵 著

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東京ほどではないにしても、大阪でもマンション価格の高騰は凄いです。
受給バランス、低金利、パワーカップル、少子化などに加えて、外国人居住者や投資家のお陰で昔なら、年収の25%とか言ってた住宅ローん比率が、今では30%超が当たり前で、且、手持ち資金なしって具合です。
本書では関東の事例での解説ですが、関西でもトレンドは同じです。
2040年に向けて空き家と、築年数の古いマンションが増加する時期が徐々に確実に近づいています。
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