こんな話あんな話


昔の政治家は偉かった…

SNSのお陰で人気がでる昨今の政治家先生ですが、どうも小粒な感じがしてなりません。
新聞記者を「出て行ってください」と退場させて、テレビに向かって話しかけた総理大臣佐藤栄作の退陣会見。
未だ、高校生でしたけど、凄いことするなぁ〜って思いました!
ロッキード事件で東京地検特捜部から取り調べを受けた田中角栄氏について、堀田検事が「立派なひとだった」と人として評価をしているのをテレビで観たことがありました。
普通の人とは違う骨のある人間、考えは違っていても「政治家]ってそうあって欲しいですよね。

令和7627日(毎日新聞・夕刊)に佐藤千矢子さんのコラムにこういう話がありました。
自民党の山中貞則(故人)のエピソードです。
消費税導入を推進し、翌年の衆議院選挙はわずか28票差で落選したそうです。

落選の後日談である。
投票日の地元鹿児島県財部町では火災が起きて、消防団や地元の人々は対応に追われ、まさか落選しないと思い投票に行かない人が相当数いたとか。
後日、山中氏を訪ねてそのことをわびたそうです。

すると「君たち、村八分を知っているか。村のおきてを破った者と付き合いを絶つという昔の習慣だが、火事と葬式の二つだけは手を貸した。消防団員たちは当たり前のことをしたのだから、何も気にすることはない」と言って感激させたと…こういう人を立派なひとだと思うのです。
バックナンバーあんな話 こんな人


 あんな人こんな人
  事業用不動産仲介

06−6360−9791
TOPページに戻る

一覧に戻る