こんな話あんな話


瞼を開けて、夢を見る。
いつか死ぬ日のことを思いながら、私たちは自分の人生を生きる必要がある。
だからこそニーチェは「自分を忘れるために激務に走るな」と言うのだ。
自分を覚えておくために、自分以外の人間を覚えておくために、私たちは半身社会を生きる必要がある。

疲れたら、休むために。
元気が出たら、もう一度歩き出すために。
他人のケアをできる余裕を、残しておくために。
仕事以外の、自分自身の人生をちゃんと考えられるように。
他人の言葉を、読む余裕を持てるように。
私たちはいつだって半身を残しておくべきではないだろうか。
働きながら本を読める社会。

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』 三宅 香帆 著

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この本を読んでいる時に、高市総理のあの「03時間睡眠」の投稿が頭に過ぎりました。
一生懸命に寝る間も惜しんで、働いているんですと…
高度成長期の男性は「24時間働けますか!」と仕事に邁進し、「オー、モーレツ!」とTVCMが流れていた60年前は長時間労働を美徳としていた時代でした。
最近の日本人は平均67時間睡眠で、睡眠不足は判断力の低下や健康リスクを考えて「ちゃんと寝る」ことを良としているのに、大丈夫でしょうか?


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