■不動産管理会社設立と個人で賃貸マンション経営した場合の比較のあるケース■
前提:お父さん名義の土地に賃貸マンション(建築費1億円)を建て、不動産管理会社を親子で設立。
土地の固定資産税評価額2億円、建物7000万円として計算します。
マンションの収入は1500万円/年とし、所得控除は基礎控除以外ほとんど考慮していません。
また、法人設立費用は考慮しておりませんし、各人の他の所得も考慮しておりません。個人(単位:千円)
項 目
設立前
設立後
父
父
妻
長男
次男
合計
所
得
金
額
給与
所得
給与
―
0
1,000
1,000
750
2、750
所得控除
―
0
△650
△650
△650
△1,950
差引き
―
0
350
350
100
800
不動産所得
現状所得
15,000
15,000
―
―
―
15,000
管理料
―
△3,750
―
―
―
△3,750
合 計
15,000
11,250
―
―
―
11,250
所
得
控
除
所得税
基礎控除+その他
380
+80
460
380
380
380
1600
住民税
基礎控除+その他
330
+80
410
330
330
330
1400
課税所得
所得税
14,540
10,790
0
0
0
10,790
住民税
14,590
10,840
20
20
0
10,880
租税
所得税
3,132
2,007
0
0
0
2,007
住民税
1,587
1,099
1
1
0
1,101
事業税
605
418
―
―
―
418
合計
5,324
3,524
1
1
0
3,526
法人(単位:千円)
項 目
金 額
所
得
金
額
収入金額(管理料)
3、750
経 費
役員報酬・給与
2、750
その他
1、000
合 計
3、750
差引き
0
税
額
法人税
0
法人住民税
70
法人事業税
0
合 計
70
税額の比較(単位:千円)
法人設立前
法人設立後
差額
個人
5、324
3、526
1、798
法人
―
70
△70
合計
5、324
3、596
1、728
■※数値は概算にて参考値として、計算の考え方を見ていただければ幸いです。【不動産所有と管理会社の節税効果!】へ戻る!