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続:第一生命「生保レディー」89才の詐取事件

 2020.11.3

詐取(さしゅ)とは「金品をだまし取る」ことで、搾取(さくしゅ)は「しぼりとる」ということ。

第一生命の89歳生保レディの詐欺事件についての続報がちょっとずつ出てきております。
成績優秀者である「特別調査役」のいう肩書で、定年後も生保レディとして勤めていた89歳の生保レディですが、10年以上前から今年の4月まで少なくとも顧客21人が19億円を騙し取られていたというあの事件です。
どうやら数年前から同僚社員が気づき、上司に報告していたけれども社内調査では実態がつかめなかったということらしいのです。
全く自浄能力もないのかと呆れるばかりです。

大丈夫なんでしょうかね、第一生命さんは。
成績優秀である営業社員に対しては多少のことは大目に見るという空気があったとうことは間違いありません。
営業の世界では何処にでもあることですが・・・
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私も若い頃に自分の机の中に置いてあった顧客名簿を勝手に見られたことがありました。
同僚社員の内でも営業成績のいいAさんが犯人でしたが、Aさんはシャーシャーとその客のところに訪問しているのでした。
会社の中では机の引出に鍵を掛けていないお前が悪いという空気で、お前が行くよりAが行った方が数字が上がるという理屈ですわ。
無茶苦茶です・・・そうそう、「騙した奴より騙された方が悪い」という論法と一緒です。

サラリーマンの世界だけではありませよ、会社でも個人事業主でもそういう考え方をするところはあります。

確かに生活するために、“数字=お金”は重要なことですが、数字を上げるためには何をしても許されるということはありませんし、人間性を疑うような営業手法は駄目でしょう。

そういう営業マンや会社は顧客のことも考えていないはずですから、くれぐれも優秀だからというだけで変に信用するのは気をつけて下さい!

ご用心、ご用心です。

 
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