気になる数字
 
  38.1%

どんなものにも転機があったりするものでしょうか。

去年も今年も「資産デフレ進行中、12年連続地価下落、所有より賃貸」だと云っている時代、国土交通省の「平成15年度土地の動向に関する年次報告」によると、企業に『今後の土地所有の有利性について、所有が有利か、賃貸・借地が有利かの意識について』の調査結果が久しぶりに少し上昇したとあります。…38.1%


企業 : 今後の土地所有の有利性についての意識


年度

所有が有利

借地・賃貸が有利

平成5

66.7

29.4

61.5

32.0

Δ

49.7

36.2

Δ

48.9

36.3

Δ

48.5

38.9

Δ

10

42.9

42.9

Δ

11

43.9

Δ

43.7

Δ

12

39.3

45.8

Δ

13

36.8

48.0

Δ

14

36.3

49.2

Δ

15

38.1

Δ

46.0

土地の価格が下落して、借りるより所有した方が採算の合う水準まで来たからだと考えられています。尚、同報告書によると個人は『土地は預貯金や株式などに比べて有利な資産か』の質問に対して、平成5年以降最低の数値“32.9%”となっています。

個人 : 土地は預貯金や株式などに比べて有利な資産か


年度

そう思う

そうは思わない

平成5

61.8

21.3

61.9

Δ

21.9

Δ

49.3

26.8

Δ

53.1

Δ

22.9

49.2

29.4

Δ

10

37.0

34.0

Δ

11

38.9

Δ

33.6

12

34.2

38.8

Δ

13

35.3

Δ

34.2

14

33.2

34.5

Δ

15

32.9

36.7

Δ

転機と言えば、現在の低金利もいつか転機がやってくるはずですが…

http://www.mlit.go.jp/hakusyo/tochi/h16/h16tochi_.html


平成16年10月23日バックナンバー

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