【気になる数字】
中国では、100人に1人が戸籍なし
国家統計局は4月28日、第6回国勢調査を発表した。
一人っ子政策は着実に実施されており、人口増加率は低下しつつある。
2032年頃には人口ゼロ成長に突入する見込みだ。
10年前の予測では、2040年前後にゼロ成長を達成するとされていたが、これは1980年から夫婦1組に子供1人(一人っ子政策)と密接な関係があるという。
二人目の出産から罰金が課せられるから、登録しない人が出てくる。
で、結果として「中国の人口の100人に1人」に戸籍がないという。
戸籍がないと、就学、就職、結婚など個人的な問題だと言い切れない、国としても大きな問題が発生する。
中国の人口は、現在でも年間約800万人弱増えているが、増加率は低下していて、老齢化が進んでいること、男女比のバランスも問題で、2020年ごろには結婚適齢期の男性約2400万人が、相手の女性がいない状況だという。
中国の将来は重いテーマを背負っていますね。平成23年5月22日
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