【気になる数字】

高所得者の報酬月額 上限121万円検討(厚生省)

厚生労働省は色々ニュースを提供してくれますね。

今度は厚生年金保険料の算定基準となる標準報酬月額の上限(62万円)を見直し121万円に引き上げる案だ。
保険料収入を増やすことで年金財政を安定化させる狙いですが、負担増となる人は勿論高給取りです。
また逆に、パートなどの厚生年金の適用拡大が実現すれば、下限9万8千円を引き下げることも考えているという。

厚生年金は会社員の月収を30段階の標準報酬月額に当てはめ、それに保険料率(現在は1641%)を掛ける形で月々の保険料を決めている。
保険料は会社と折半で負担。

標準報酬が上がるほど保険料も上がるが、標準報酬上限の62万円(保険料は月額約102千円)で頭打ちとなる。
このため、月収が62万円を超える人も保険料は約10万2千円にとどまっており、上限を引き上げることで、負担能力のある高額所得者により多くの保険料を納付してもらう狙いだ。

因みに、標準報酬上限の62万円に該当する加入者は約235万人(68%:平成20年)。

平成23年10月23日

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