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タワマンの大規模修繕工事

 2024.10.26
 

タワーマンションは、一般的に20階以上の超高層マンションを指します。
超高層と言われている高さ60mの建物は、マンションでは20階程度に相当するため、20階以上のマンションがタワーマンション(通称タワマン)と呼ばれています。

タワマンは管理費や修繕積立金が通常のマンションと比べると高額です。
そのタワマンも30年以上の物件があり、そろそろ大規模な修繕工事を実施している事例も出てきています。

ですから、タワマンの維持管理について心配する声がチラホラ聞こえています。
筑後10年や15年くらいの比較的小規模な修繕工事とは違い、専用部分(各室内)にある給排水の配管の交換となると床材や壁のボードも剥がしての工事となるので、工事する職人さんが室内をウロウロと動き回って作業します。
また、上下水の配管を交換する際は、日時を決めて断水、排水の出来ない時間帯が何日も断続的に続きます。(これは居住者にとっては大変な心労であります)

その上、昨今の建築工事の高騰と人手不足の影響で、管理組合に積み立てられている修繕積立金では工事費用を賄えない分譲マンションが多発しているそうです。
タワマンはその上、背が高いので外壁の足場が組めない部分もありますし、戸数が多いので施工の手間が半端じゃありませんのでコストが掛かる。

タワマンに限らず、分譲マンションをちゃんと維持していくことは必要なことです。修繕積立金が足らない場合は各区分所有者が一時金としてその費用を負担するか、管理組合としてローンを組んで毎月の修繕積立金をアップして返済するとか、地方自治体などの補助金・助成金を利用するなどの方法があります。
管理組合の構成員それぞれの考え方がありますので、なかなか大変ですけど、やらなければなりません。

購入時には想像できませんが、マンションは築年数の平均は60年って言われていたこともありますが、たぶん、ちゃんと修繕管理できれば100年とか保つんじゃないでしょうか?

でもその時に建て替えるのか?資産価値は?って分かりません。
ま、その時はこの世にいませんので、取りあえずは考えないことにします…

 


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