不動産マメ知識コーナー

 不動産情報とインターネット検索】 
2003.6


インターネットの普及に伴い“不動産仲介の世界”も革命が起こるがごとく恐れていた業者も居ましたが、今の所その心配は取り越し苦労に終わっているようであります。

理由の一つとしては、パソコン上で確認できるのはあくまでも『物件の概要』であり、購入者(または借り主)の顔が見えない段階で、物件案内や権利関係などの説明を不動産業者が普通は行うことをしないし、売主(貸主)もそのことを希望しないことが多いので、基本的に【チラシ広告】の域をどうしても脱却できないようだ。

ただし、物件内容としてシンプルな「マンション」「住宅」「賃貸物件」は、検討者が予め土地感があれば、ほぼ物件の察しがつく場合が多いと思われますので、凡そ『物件』を掌握することも出来ると思います。

もう一つは先の理由とも関連するのですが、「事業用物件」の業者の人達の年齢が相対的に高いし、元々の仕事の進め方も顧客と相対で行ったりすることが多いのため、パソコンの習得なしでも仕事は十分出来るし…と言ったところではないでしょうか!
また不動産会社のホームページは無茶苦茶大量にありますが、特に大手企業のそれは多少の違いはあっても、比較的個性に乏しく、差し詰め【新聞広告】の延長線上のイメージでしょうか。
当方も悪戦苦闘しながら
HP更新している訳ですが、ご多分に漏れず”不動産業者”としてのネット対策については未だ手探りの状態でありますので偉そうなことは云えません。

この春より(社)全国宅地建物取引業協会連合会(注1)が一般ユーザー向けに新しいサイトを立ち上げたので、近い将来非常にインパクトのあるサイトになる可能性があると思いますので、そのご紹介と他の物件検索サイトを見ておきたいと思います。

ハトマークサイト

全国の不動産会社の8割が加盟する(社)全国宅地建物取引業協会連合会が運営する不動産物件情報が検索できるサイトです。
〔レインズ(注2)と連動していない。現在、未成熟ですが…〕

大阪宅建協会
(ハトマークドットコム)

会員は約1万社、大阪府下最大の業界団体のHP。物件検索のコーナーがあります。〔レインズと連動している。〕

at home web

一般の物件も大量に載っているし、競売・公売物件のコーナーを見るのにも便利である。〔ハトマークサイトとは一部リンクしている〕

YAHOO!不動産

さすがYAHOO!見やすい!
日本最多の35万件の物件情報が載っているとのこと。


(注1)業界では「宅建協会」や「全宅連」と呼んでいますが、不動産業者として営業を始めるときに“営業保証金”が必要なのですが、団体に入らなければ
1000万円を用意する必要がある。 
「宅建協会」やもう一つの大きな団体「全日〔(社)全日本不動産協会〕」に入会した場合は60万円(別途入会金等必要)で済むので、日本の不動産業者の殆どはどちらかの団体に入っていると言っても過言ではない。

(注2)レインズとは、不動産物件情報交換のためのコンピューターネットワークシステム≪全国を4ブロックに分けて、国土交通省指定の公益法人によって運営されている≫で、依頼を受けた不動産会社がこのネットワークに物件を登録すると、加盟している他の不動産会社にも物件が公開される。
その依頼者に対して成約の敏速化と、反対に希望者向けに豊富な情報を提供することを目的とした、業者間のネットワークのことである。