不動産マメ知識コーナー

 J‐REIT/大阪物件見聞録】
                 2005.4.

「J‐REIT」も16銘柄に増え、世間での認知度もアップしてきましたが、まだまだ個人投資家まで含めた裾野が広い商品とは言えません。
「J‐REIT」に投資している人は、その売買を含めて資産運用を“一任”しているわけですから、好きに個別物件を選ぶことはできません。
気がついたら「あの物件が売却されていた!」なんてこともあるわけです。

ベースとなる運用資産(収益用不動産)もこれ以上増えてしまってからでは、いかに地方都市:大阪と言えども見て廻ることは難しくなると思い、ザーッと見てまいりました。
今のところ「J‐REIT」内に占める大阪の物件数は下表のように少ないので、地元の人達でしたら一日あれば可能です。

銘 柄

物件総数(棟)

大阪物件総数

市内

府下

日本ビルファンド投資法人

44

 

ジャパンリアルエステイト投資法人

45

 

 

日本リテールファンド投資法人

26

 

 

オリックス不動産投資法人

47

日本プライムリアルティ投資法人

40

 

プレミア投資法人

25

東急リアル・エステート投資法人

16

グローバル・ワン不動産投資法人

 3

野村不動産オフィスファンド投資法人

19

 

 

ユナイテッド・アーバン投資法人

22

 

 

 

森トラスト総合リート投資法人

 9

 

 

 

日本レジデンシャル投資法人

60

 

 

フロンティア不動産投資法人

ニューシティ・レジデンス投資法人

57

 

 

 

クレッシェンド投資法人

21

東京グロースリート投資法人(大証)

29

計 16銘柄

469

19

写真はそれぞれ大阪市内の物件のみ 

※概ね3月中旬の資料で、それ以降にもジャスコシティ高槻、ダイヤモンドシティ鶴見、ベネトン心斎橋ビルなどが大阪地区で取得(予定含)されているし、東京圏の物件が売却されていたりしていて増減があります。

正直なところ大阪市内19棟の物件のなかには、さすが上場不動産投資信託と思わせるような大型物件があり、立地的にも優良物件があるように感じます。
でも[意外なほど築年数の経った物件]、[私募ファンドでもありそうな小振りな物件(特に住居系物件)]、[接道面でもうひとつかな!]の物件などもありました。

物件の選択を売買及び運用を一任している投資家としては、組成者の都合に100%お任せするしかありません。

今回のように現物を見てまわると“物件に投資している”というより、”物件の組成者に投資している”と実感した次第です。


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