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空室期間短縮策 2013.9.29賃貸物件を運用していく際、いつも満室という訳には行きません。
一般的にマンションに入居者を確保しても早ければ数ヶ月、普通に考えても数年で出て行く時がやって来ます。
確かにファミリータイプの物件は単身者向けの物件に比べて、入居期間は長くなりますが、一旦空室になると単身者よりも少しは募集期間も長くなりがちです。
空室期間は家主さんがリフォーム・修繕する日時もありますので、数週間〜1ヶ月なんてことで慌てるようでは不動産投資=家主さんとしては一寸情けないですよ。それでも一刻も早く賃料収入が欲しいのは普通の家主さんなら当然です。
近隣の同じタイプの物件と条件が著しく高いと中々入居者を見つけることは難しいですから、仲介業者の意見も聞いてみて適当な募集条件を決定する必要があります。
最近では、地域性はありますけれども、賃料が低くしないと契約できない、共益費が賃料込み、保証金や敷金もライバル物件の条件からしても取り辛い物件もあったりします。
家主さんが持ち出して契約引渡しするようなケースを見てみますと、賃貸契約決済金の内容は・・・
※賃借人の支払い金額
賃料(共益費込み)
50,000円
礼 金
50,000円
家賃保証会社利用料金(2年分)
50,000円
仲介会社への報酬
50,000円
火災保険料(2年分)
16,000円
合 計
216,000円
この内緑文字の賃料・礼金以外は家主さんにはこないので入金は合計10万円です。
家主さんは依頼した仲介業者に仲介手数料や広告料などの報酬を支払いますと、結果として契約時に持ち出ししなければならないケースもあるのが現実です。
(決して全てではありません、誤解の内容にお願いします。)
宅建業法上、仲介手数料は貸主・借主から賃料の合計1ヶ月分となっていますが、現実は中々それだけで済むのは難しいのもまた現実です。
また、数年前から、礼金・保証金・敷金などの金額は凄っく低くなっていて、その代わりに、入居者に家賃保証会社への加入してもらい家賃滞納リスクをなくすようにしています。
でも数ヶ月で退去されると家主さんは堪ったものではありませんので、仲介業者としては契約する際の特約条項として「●●ヶ月未満の契約解約については、違約金が発生する」旨の合意を取り付けたりして家主さんが貸損にならないように配慮しています。
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