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 地主さん向け資産対策@
  2015.11.28

資産家と呼ばれている富裕層の方には、次の3つのタイプがあると言われています。

一、金融資産家…資産のうち、預貯金・株式などの占める割合が圧倒的に多いタイプ

二、企業家…自ら会社経営をし、自社株・預貯金・生命保険を保有、また会社名義ではあるが自ら不動産などを保有、運用、購入できる立場にあるタイプ。

三、地主系資産家…総資産のほとんどが土地・建物などの不動産。祖父・親が不動産を残して他界したような方。

3つのタイプが重なりあって資産をお持ちの方もいらっしゃるので、ハッキリと区別することは出来ないにしても、不動産業者としてお近づきになれれば商売としてもメリットありますが、それとは別に不動産業者として資産家ならではの問題やご苦労を一緒になって解決できる経験ができれば、人間として成長できるということができればそれは嬉しいことですね。
大体、資産家と言われている方に対して、(詐欺師じゃあるまいし)金儲けしようと思って近づいて、金儲けできるほど世の中甘くないでしょう。

金融資産家に対しては、取引先の金融機関や証券会社などの囲い込み、取り込みがあって、そこからの紹介があれば別ですが、昨今、金融機関もグループ外の不動産会社以外には情報を出さないので、それ以外の不動産業者は一般的にはチャンスが少ないと思われます。
(勿論、金融資産家の方と直接、知り合いであれば最高です!)
企業家オーナー、地主系資産家の方などは不動産業者でも、日常的に営業しているだけでも普通に出会っている可能性は高いと思います。

企業家、地主さんは、高度成長期〜バブル期にかけて不動産で財を成した方も多く、バブルがはじけると同時に破綻した方も多いのでしょうが、それでも含み損を抱えながら相続や固定資産税の支払いに苦慮されている資産家の方もまだまだ沢山いらっしゃいますよ。

代々の地主さんの場合には、借地人や賃借人との契約内容が不明瞭であるとか、著しく契約条件が時代に合っていないケースもありますので、相続が起こったときにも慌てることなく引継ぎや売却、物納などができるような見直し・整理を平時から行っておくことが大事です。
また、その際には、未利用地や収益物件の老朽化に伴う建替えや買換え、権利関係の複雑な物件の整理を並行して行います。
家を守るために最後まで残す自宅とその敷地、収益を得るためのモータープール、賃貸マンションや店舗などを総合的に見直します。農地や山林も家族の将来のことも踏まえて(一人で悩まないで)どうするか考えます。

この一連の作業は何年掛りで取り組むこともありますので、(実際の作業は不動産業者が行いますので、)心許せる業者さんと意思の疎通を図りながら行ってください。
相続税や固定資産税などの納税資金を稼ぐ不動産がすでにあるのでしたら、所得分配して手元に残る資金が多くできないか、土地・建物の所有者名義の使い分け、不動産管理会社の必要性の有無を検討しましょう。

やることがいっぱいあって訳が分からないということが無いように、次回は不動産管理会社について考えたいと思いますので、宜しくお願いします!

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