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立地適正化計画って知っていますか?     2018.4.1

平成30年4月1日新年度のスタートです。
85年間頑張ってきた大阪市営地下鉄が今日から民営化して、OsakaMetroとして事業を開始することになりました。新しいもの好きの大阪らしく、公営地下鉄の民営化は全国で初めてだとか。

また、88年間頑張ってきた島根県のJR三江線は昨日3月31日がラストラン、過疎化が原因で一日の利用者が50人とか。鉄道や電車は人口減少の影響がもろに出ますね。
そう言えば、JR西日本とかでも、三田村邦彦さんで人気の「おとな旅あるき旅」(テレビ大阪)などの旅行番組に力を入れているのもそういう意味もありますよね。

街づくりとなると、個々の企業ではなくて、国や都道府県が大枠のプランを作らないといけません、いわゆる「都市計画」です。

2015年から日本の人口が減り始めて、今後の税収も減少するだろうし、30年前とかに作った高速道路や橋梁などの維持費用も必要だから、「都市計画区域」内の「市街化区域」の中でも、「都市機能誘導地域」に公共施設・病院・商業施設を、住居は「居住誘導地域」に集めて街の機能を効率的にするものです。

その「居住誘導地域」外に「居住調整地域」を指定し住宅の増加を抑制するということは、「居住調整地域」に今ある住宅や店舗の評価が下がることにもなりますよね。

全国で最初に「立地適正化計画」を策定したのが、意外なことに大阪府の箕面市です。

箕面市は箕面の滝に住んでいるお猿さんでも有名ですが、大阪市の北西部にある高級住宅地のひとつです。
特に人口減少とか過疎とかのイメージはありませんが、現状でも人の住むエリアとそうでないエリアが分かりやすいということもあったのでしょう。
今後は住んでいる人が少ない山里、洪水や土砂災害がありそうな区域については、土地建物の評価が一層低下すると思われますが、箕面市のような大きな都市でも計画が進むので関心は高まる一方です。
(右の図は、「家主と地主」2018年4月号より)


国土交通省の立地適正化計画の取り組み状況(HP)

平成29年12月31日時点で具体的な取り組みが・・・豊中市・池田市・吹田市・高槻市・守口市・枚方市・茨木市・八尾市・寝屋川市・
河内長野市・大東市・和泉市・箕面市・門真市・高槻市・東大阪市・阪南市(大阪府下のみ記載)であります。

 
 
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