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「FPなコーナー」 　　来年離婚すると年金は1／２ですか？ ２００６．７． 団塊世代の大量退職が2007年問題として危惧されていますが、同時に熟年離婚が予想されるのがもうひとつの2007年問題と言われています。 来年4月から「離婚時の年金分割」が始まるということが、多くの女性の関心事だそうです。 （私は男性でこの話題にしている人を見たことがない。） でも聞いてみると案外ややこしいので、うかつに考えていると取り返しのつかないことにもなりそうです。 男性陣のために整理しておくと、（１）2007年4月1日以後と、（２）2008年4月1日以後の2段階で実施されるので、それぞれの要点は次のようになっています。 （１）2007年4月1日以降の離婚 ■保険料の納付記録の分割…当事者で合意すれば割合は最高二分の一。 《分割は厚生年金（報酬比例部分）についてで、基礎年金には影響しない。》 ■当事者協議で割合が決まらない場合は、家庭裁判所に申し立てして決定する。 （２）2008年4月1日以降の離婚 ■    2008年4月より専業主婦（第3号被保険者）であれば、合意なくして年金の二分の一受給が可能となる。但し、分割されるのは2008年4月以降の分だけですから、それ以前の婚姻期間については（１）の内容に基づいて社会保険事務所に届出必要。 ※それじゃ～2008年4月まで我慢する必要はないかも… 勘違いしやすいこと多し！ ■    離婚する妻を救済するかの印象を受けるが、反対に夫が救済されるケースもある。 ■    按分割合の二分の一は、上限であって誰でもがそうではない。 ■    年金は離婚後、自分が受給年齢にならないと当然もらえない。 　　　　　　元夫（妻）の年金受給開始時ではない。 どうもこの種のお話は、気が重くなる…ドキドキするし。

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