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リボ払いとアドオン

 2008.11.

サブプライム問題で世界中を混乱に巻き込んでいるアメリカ型金融ビジネスです。
それに比べて問題は小さいが日本でもクレジットカードが普及し、カードローンもたいていの人が違和感なく利用するアメリカ型ライフスタイルになりました。
この間、テレビでアメリカ人のローン破産を扱っている番組を観ていますと、アメリカではリボ払いが主流で、我々日本人が思っている以上に広く普及しているということを知りました。
日本も広い意味で“アメリカ”ですから、ここはリボ払いと、もうひとつの主力:アドオン方式について抑えておくべきだと思い頭の中を整理してみましょう。

 

■リボルビング方式(リボ払い)

リボルビング方式とは、一定の利用限度額を設定し、その範囲内であらかじめ設定した金額で(分割して)支払う方法であります。ちなみに、リボルビングとは「回転」という意味だそうで、同一金額で返済を繰り返すことにつながるらしい。

返済回数は決めずに残高がある限り支払い続けるということが特徴です。

    元利定額支払=(元金+金利)…一定額

    元金定額支払=(元金…一定額)+金利

    残高スライド支払=前月の元金残高に対して支払額が変化する。

(例:前月の元金残高100万円の場合は月2万円、残高50万円の場合は月1万円とか…)

※実は、もう少しいろんな組み合わせがあって、素人には複雑で判りにくい計算もあります。

返済金額が少ないと、いつまで経っても借入金が減らないばかりか、返って増えるということも理屈の上では有得る話です。

 アドオン方式

元金に対して支払回数とアドオンと称する率を乗じ、最後まで当初の借入金額を基に利息計算する方法です。

アドオン率は通常利用しているような金利ではなく、任意の係数ですから一般的年利計算からするとかなり高いものになります。

元金3万円 支払回数3回 アドオン率2%

【計算】

3万円×2%=600円・・・金利

3万円+600円=3万600円・・・支払合計額

3万600円÷3回=1万200円・・・毎月返済額

 
 

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