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FPなコーナー


 長期ローンと完済時期2009.11.

■ボーナス返済は魅力的だったが…■

今冬のボーナスは、過去最大の厳しさだとか。
困ったことですが、住宅ローンの返済に窮する人が増えそうです。
一時、ローン獲得競争が熾烈で金融機関の審査基準が緩かったみたいでしたので、ある程度の滞納者が出ることは予想していたと思います。
頑張った結果、民間金融機関の住宅ローン残高が今では100兆円以上です。
金融機関も相談態勢を強化しているようですが、仮に数%でも滞納が増えると各金融機関の業績に大きく影響してしまいます。
すでにローンを組んでいる人の返済条件の見直し策は、取り敢えず返済期間を延長などで月々の負担を軽くすることがポピュラーです。
それが問題の先送りであったとしても、当面の策としては最も効果的だと思います。

■長期のローンは、毎月の返済が楽ですが…■

マンションや戸建住宅購入時に新規にローンを申し込みますが、(借入金・返済方法等が同じだとすると)返済期間を延ばすと月々の返済金額が減る、さあどうしようかと葛藤が生じます。
例えば、フラット35の場合、返済期間は最長35年です。
今後15年、20年、30年の生活とか、35年後の年齢も考えないといけないと思いつつ、どうしても目先のこと、旦那さんの小遣い、子供の塾代、親の介護費用、奥さんのパート収入など当面の収支に気を取られがちで、長期ローンは魅力的です。

ローン完済の時期と年金世代■

最近私の周辺では、年金より住宅ローンの返済額の方が多いという人がチラホラいますね。
すでに年金を受給している人もいますし、まだ50代で将来の年金額と比べている人もいます。

フラット35の場合、返済期間は15年以上35年以内ですが、完済時の年齢が80歳となるまでの年数と比較していずれか短い年数です。
また、申込者または連帯債務者が60歳以上の場合は、返済期間は10年以上となります。
最長返済期間=「80歳」-「申込本人の年齢」(1歳以上切り上げ)

住宅ローン返済が70歳とか75歳まである人達で、この不景気の最中にこれは正直きついですよ。
ローンを組んだ当時の所得がそれなりにあった人ですけど、世の中の移り変わりは激しいです。住宅ローンを組む方達は周到な計画を立てているはずですが、同時にローン完済までの60~70代の未来予想図も大事なことです。


「いつまでもあると思うな“親”と“金”(カネ)」


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