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【ＦＰなコーナー】 「ニーサ」って「なにさ？｝ 　 ２０１３．６．９ 来年（平成26年）1月から、NISA（ニーサ）という株式、投資信託の非課税制度が始まります。 ぼちぼち、テレビなどでも宣伝し始めていますが、今年秋から証券会社や銀行のアプローチがやかましくなりそうです。 NISA（小額投資非課税制度）とは、「株式投資や投資信託などにおいて、値上がり益や配当金を非課税にする制度」です。これで税金面の大きなメリットが受けられます。 下記のような特徴を持っていますので、短期間で売却するとその時点で非課税枠を使い切ってしまう制度ですから、しばらく保有してから売却するスタイルの投資に向いているようです。 また、株価が上がって5年目を迎えれば、一度売却して、新しい“非課税枠”を使って買い直すことで、再び5年間は非課税枠として利用できます。 NISA（小額投資非課税制度）の早見評 対象商品 株式・投資信託の売却益・配当金 非課税枠 毎年100万円まで 期　間 5年間 投資総額 最大500万円まで 制度継続期間 2014年から10年間 資　格 20歳以上の居住者 売却の時期を見計らうのは重要ですが、現在のところ、配当金の比率の高いREITも選択肢の一つとして棄てがたい商品だと思います。 ※注意点 ◆株式投資信託の分配金は非課税ですが、それは普通分配金のことであり、特別分配金（元本払戻金） は、「投資した元本の一部払い戻し」であるため、もともと課税の対象ではありません。 ◆非課税期間5年間が終わると、NISA口座の株式・投資信託は、特定口座や一般口座に移り、その 後の配当金や売却益は課税対象となります。 ◆証券会社・銀行を通じてNISA口座を一人一口座開設できますが、銀行では株式の購入できません。 ◆NISA口座で売却損が出た場合、特定口座や一般口座で生じた売却益と損益通算はできません。 ◆売却益に税金は掛からないとしても、証券会社には売買手数料は支払うことは変わりません。手数 料はネット証券が安いので比較して利用したいものです。

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