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マイナス金利と年金


2016.2.14


日銀のマイナス金利政策は、我々の年金額にどのような影響を与えるのでしょうか。

日銀が「日本経済の停滞はお金の流れがスムーズにいっていないからだ」ってことで、金融機関が日銀にお金を預けるときに使う「日銀当座預金」にマイナス金利を適用することで、金融機関が日銀に預けるくらいだったら市中に貸し出しをしようと思うだろうと炙り出しみたいな作戦。

でも元はといえば、黒田総裁が「異次元の金融緩和」をする前の20133月の当座預金の残高は約60兆円、これが201622日の時点で約260兆円となり、なんと約200兆円も増えています。
つまり、せっかく日銀が「異次元の金融緩和」で年間80兆円ものお金を金融機関に出しても、そのお金の多くが銀市中に出て行かないことが原因です。

ところが、「日銀当座預金」の約260兆円の内マイナス金利が適用されるのは約10兆円だと書いてあるHP記事がありました。そうだとすれば、残りの約200兆円には0.1%の金利が付くそうですから、銀行にとってはそれほどの大問題でもないそうです。

それでも更にお金の流れは国債を購入する動きになって、国債の利回りは下がって、長期金利はさらに下がるって具合でした。日本の年金の多くは国債などで運用されていますから、このままでは将来の受け取り年金額は毎年送られてくる「年金定期便」の金額より少なくなっていくかもしれません。

そうそう心配まだ続きます。
私たちの年金積立金は、約40%を国内債券で運用していますし、25%を国内株式で運用しています。
年初からの急激な株価の下落によってさらに10兆円以上の損失が出ているのではないかと・・・。

それでも、老後の経済を支える基本はやはり公的年金以外にないと思います。

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