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年金5.3兆円損失
…「国家公務員共済」は安全運転で

2016年8月6日

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のホームページによると、■なぜ株式に投資するのですか。もっと安全に運用すべきではないですか。→年金積立金の運用については、法律上、長期的な観点から、安全かつ効率的に運用を行うことが要請されています。国内債券、国内株式、外国債券、外国株式を組み合わせることによる分散投資効果によって、必要なリターン(期待収益率)を最低限のリスクで確保することが期待できます。このため、国内外の債券、株式等により構成する基本ポートフォリオを定め、これに基づき運用を行っています。■と回答していますが、実はもっと安全に運用している組織があるようです。

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2015年度の運用実績は5.3兆円のマイナスだったと発表されたばかりですが、国家公務員の年金を支える「国家公務員共済」は本当に安全運用でちゃんと運用益を出していたこと知りました新聞で。

国家公務員共済は、通期の運用実績は残されていないが、15年度の下半期は248億円のプラスだった。同じ期間、GPIFが約660億円のマイナス。
そもそも何がどう違うのか?国家公務員共済はGPIFに比べ、ずっと安全な運用をしているらしい。毎日新聞の記事によると、『昨年2月、運用比率をGPIFと同じにする方針が決定されたが、ある“カラクリ”を潜ませ、リスクを回避しているのだ。厚労省関係者はこう言う。「国家公務員共済も、GPIFも、ポートフォリオを国内債券35%、外国債券15%、国内外株式50%にすることになっています。でも、国家公務員共済には、大きな『乖離許容幅』を持たせているのです。国内債券での運用比率の中央値『35%』に、プラスマイナス30%もの許容幅があり、65%まで国内債券での運用比率を高めることができる。一方、GPIFの国内債券での運用比率の許容幅はプラスマイナス10%だから、45%までしか高めることができません」
 実際、国家公務員共済の国内債券での運用比率は、15年3月末時点で62%。国内外株式での運用比率はたった31%だった。国内債券約37%で、国内外株式が約44%だったGPIFに比べると、差は歴然。国家公務員共済は安全な国内債券で運用し、GPIFは強制的にリスクを取らされているようなものだ。』

この運用比率の大きな格差は、GPIFを人様のもの、国家公務員共済は自分のものとして取り扱っていることで起きているなら、大変な問題ですよ。株価の下支えはGPIFで行うが、大切な自分達の資産運用は危険なことはしないと言っているようにも見えます。

損失の責任を、一体誰が取るのか?

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