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悩ましい大病後の「経過観察」

2022.3.15

 この間、知り合いのゼネコンの部長と雑談していました。
近頃、コロナに感染した人、濃厚接触者になる人が身近なところにも多数いて、大きな会社などでは社員が取っ替え引っ替え会社を休むけれど、特に仕事が大変だということもないという話で笑っておりました。
それに続いて「持病」の話になって、以前にご自身が国の「指定難病」のひとつになりその後に完治したにも関わらず、半年ごとの診察を受け続けているので(どこも悪くないけれども)新たに生命保険に入ることが出来なくなっていると聞きました。

わたしも5年前に腎臓癌の手術を受け完治しましたが、4年半の経過観察の後に町の泌尿器科の診察を4ヶ月毎に受け、加えて1年に1回CTを撮っています。
こういう診察を受けていると、新たに生命保険に加入するのが難しのだそうです。(どこも悪くないのに!)
ただ、「引受基準緩和型」とか「限定告知型」のいう通常の基準より甘いタイプの生命保険には加入できそうです。
当然、保険料は通常の保険料よりずっと高くなりますし、場合によっては保障額が低く抑えられたりします。

最近、新聞やネットの広告で高齢者向けと思われる「死亡保険」の広告が目につきます。
簡単な「告知」だけで生命保険に加入できるように強調して書いてありますが、実はそれは生命保険会社が反響を取る目的であって、実は「経過観察中」の人は「告知」欄から指定された別の「詳細記入欄」にしっかりと「通院」のところにマル印を付けないといけないようになっています。

そうなると多くの人は希望する保険には加入できないと思われます。

40代、50代、60代で大病を患った人は結構いらっしゃるので、「経過観察」やそれに準ずる診察を受けている人たちは、「安心」を得るために通院しているのですが、その結果として新たなる生命保険には加入できないということになります。
生命保険は若い人ほど保険料は安いし、働き盛りの年代、子供が小さい時など、もしもの時の効果は大きい。

でも、先のような年配者には無理して生命保険に入るよりも、「現金」を手元に置いておくとか、保険料程度の資金で堅い運用する方がイイような気がしています。


 


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 野澤 裕二

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