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【FPなコーナー】  ２０２4．７．６ 国民健康保険は高いのか？ 自営業の人や会社を辞めて無職の人が加入するのが「国民健康保険」です。 毎年６月末頃に納付書が送られてきます。 ＳＮＳで自分に送られた納付通知書を投稿したピアノ講師の方が、「この際ぶっちゃける・・・」として、「国民健康保険料って高くないか？」という意見に対して多数の“いいね”が集まる一方で、「いやなら１０割負担すればいい」という批判的な意見もあって炎上しました。 確かこの方の所得は、400万円台だったと思いますが… ちなみに、大阪市は結構な赤字があったのですが、いろいろ手を打って赤字も減り、より効率化を図るべく今年度から大阪市と大阪府内の保険料水準が統一されましたが、医療費負担の増加や高齢化の進展により、保険料は上昇する傾向がこれからも続いていきます。 現状の最高限度額は下記の金額となっております。 ①     医療分保険料・・・65万円（すべての世帯） ②     後期高齢者支援金分保険料・・・22万円（すべての世帯） ③     介護分保険料・・・17万円（４０～64歳の方） 細かい計算は省きます。 支払いは6月から翌年の3月の10ヶ月（申し出れば翌年5月までの12ヶ月）に分けて行います。。 仮に自営業のご主人の所得が５７０万円（年金含む）＋奥さんがパート収入100万円だとすると、国民健康保険料は最高限度額に達します。 逆に言えば、1000万円とか1500万円の収入があっても最高限度額自体は変わりませんので、言い方を変えれば、400万円や500万円の収入だと保険料の負担は重く感じると思います。 その辺の制度を見直してもらわないと自営業者や年金生活者はこれから一層しんどくなりますね。

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