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【FPなコーナー】
介護保険料20年で2倍に
2021.5.19
介護保険は40歳以上の人が加入して保険料を払います。
高齢になると介護制度のお世話になる人も増えるわけですが、その制度を利用する際に自己負担(1~3割)を除いた費用の50%を介護保険料から、あとの50%を税金で支えるというスキームです。
介護保険料の基準額は2000年度スタート時点では月額2911円、この4月に3年ぶりに見直されて6014円と2倍以上になりました。
但し、これは全国平均額で、最も高いのは我が大阪府と沖縄県の6826円です。
(読売新聞より)このように65歳以上の保険料は40歳の金額とは違ってグッと跳ね上がる。
私も65歳になって区役所から通知が着て、月額9,000円弱という数字にビックリしました。
これから年金をもらってどういう風に生活するのか現実的に考えるこの時期に年間にすると約10万円負担ですから、「おっと!介護保険料って計算に入れてなかったぁ」といっても後の祭りであります。
数年後に団塊の世代が75歳以上になる頃は、介護保険料は今以上にアップします。
コロナ禍で出生数も減って少子高齢化はより一層進み、消費が冷え込むと物件が下がるに伴って年金支給額はさらに減額されることも十分考えられる状況です。それから、75歳以上の医療費2割負担も国会を通過しそうですよ。
75歳以上の窓口負担は現在、現役並み所得だと3割、それ以外は1割となっています。
これを単身なら年収200万円以上、複数人世帯なら75歳以上の年収合計が320万円以上あれば負担割合を1割から2割に引き上げるという。
(75歳以上の20%にあたる約370万人が対象、導入時期は22年10月から23年3月の間で今後決めるという。)高齢者には過酷な老後が待ち受けています!
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野澤 裕二 南森町不動産の「会社案内」